住むなら都市部か郊外か?生活のコストを考える



都心に住むメリット

 

 

今度は都心に住むメリットですが、まず挙げられるのが、何事においても非常に便利だという点です。ちょっとした移動の際も電車の本数はかなり多いですし、地下鉄など交通網も発達しています。何か買い物をするにしても都会ならどんな店でもそろっています。都心の方が刺激的な生活もできます。

 

特に若いうちは都心に住んだ方がいいのかもしれません。終電の時間気にしないで済みますし、遊び歩くことも普通にできます。それに会社の近くに住めば、帰りの終電を気にせず仕事に没頭することだってできます。「少々無理してでも会社の近くに住め」という考え方があるのは、「終電」という時間が邪魔にならずに仕事に没頭できるからです。

 

確かに通勤時間が勉強タイムになるとは言うものの、その分だけ睡眠時間は削ることもあります。会社から歩いて10分程度のところに住んでいたら、たとえ深夜1時を過ぎて会社から帰ってもすぐに部屋に着いてバタンキューすることができます。翌朝、始業時間が9時なら、8時過ぎに起きても間に合います。つまり十分な睡眠時間を確保することができます。遅い時間まで人と会っていられるので人脈作りも充実するはずです。

 

郊外の人は夜11時半あたりが限度でしょう。家に着くのは早くても1時間後ですから、翌朝も睡眠不足で会社に行くことになります。都会暮らしよりも仕事する時間は短く、しかも睡眠時間もとれていないのなら、その差は開くばかりになってしまうでしょう。この場合を考えるなら、家賃が2倍で生活が多少苦しくても会社の近くに住んだ方がいいと言えるでしょう。