住むなら都市部か郊外か?生活のコストを考える



郊外に住むメリット

 

 

都心に住むにしろ、郊外に住むにしろ、それぞれ違ったメリットがあります。郊外に住む場合のメリットは、やはり家賃相場の低さということになるでしょう。

 

東京、大阪などの大都心で郊外と同等の部屋を借りようとすると、倍以上の差が出ることもよくわります。俗に収入の3分の1がバランスのいい家賃と言いますが、それでは部屋が狭すぎるというなら、郊外に住んだ方がいいということになるのかもしれません。

 

仕事とプライベートをしっかり分けられるのも郊外です。郊外なら、都心よりも自然が豊かで、人混みも少なくなります。休日にのんびり過ごしたいなら郊外に住む方がいいでしょう。そもそも郊外に住んで家賃が安くなれば、収入が少なくてもそんなに困らず、住居費以外に使えるお金に余裕が出てくるかもしれません。

 

都心で通勤に便利な場所というのは、住居費(家賃)は約2倍で、駐車場代も入れると更にコストアップします。それが郊外なら比較的安いので、自己投資に回せるお金も増やせるでしょう。

 

どうせ郊外に住むというなら、ここは割り切って始発駅の近くに住むという手もあります。そうすれば座って通勤でき、車内は読書タイム、勉強タイム、睡眠タイムにもなります。満員電車で何かに集中するのはかなり困難ですが、まとまった時間が確保できると、読書や勉強は集中できます。「通勤時間は片道1時間」なら1日2時間、1ヶ月で40時間ですから、かなりの時間を手に入れることができます。